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アントニーがレアル・ベティスへ？

　レアル・ベディスが、ブラジル人MFアントニーと買取オプションなしのレンタル契約を結ぶことでマンチェスター・ユナイテッドと大筋で合意に達したようだ。スペイン『ABCセビージャ』が、現地時間19日に報じた。アントニーは、1年の延長オプションを含む2027年6月30日まで契約を残しているが、レンタル移籍の可能性が浮上している。

　2022年夏にアヤックスから総額1億ユーロ（約160億円）もの移籍金で加入したアントニー。移籍1年目は、公式戦44試合の出場で8得点3アシストを記録したが、昨季は公式戦38試合の出場で3ゴールと2アシストに留まった。また、序列が低下した今季に至っては、ここまで公式戦13試合の出場でプレータイムは401分のみとなっている。高額な移籍金で加入したものの、期待に応えられていない24歳のアタッカーだが、今季終了までベティスへレンタル移籍する見込みだという。

　同メディアは「アントニーのレアル・ベティスへのレンタル移籍の合意は、ここ数時間で大きく進展したが、まだいくつかの最終的な調整が残っている。ただし、それが取引を妨げるようなものではないと見られる」と報じている。また、報道によればアントニーの給与のほとんどはユナイテッドが負担するため、出場時間を保証する契約が組み込まれているという。このまま順調に交渉が進めば、アントニーは今季の残りをスペインでプレーする模様だ。