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FWアデモラ・ルックマンが圧巻の同点弾

　セリエA第21節、アタランタBC対ナポリが現地時間18日に行われた。試合は、アウェイのナポリが3-2で勝利を収めている。点の取り合いとなった上位対決で、アタランタの2点目をマークしたナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマンのゴールは圧巻だった。

　3試合連続でドローが続いている3位アタランタと5連勝中と波に乗り、暫定で首位に立つナポリとの注目の一戦。試合はアタランタがFWマテオ・レテギのストライカーらしいゴールで16分に先制する。対するナポリは27分にFWマッテオ・ポリターノがネットを揺らして同点に。さらに40分には、MFスコット・マクトミネイが左サイドの崩しから、ゴールを決めて、前半の内に逆転に成功する。

　そして迎えた55分。ルックマンが圧巻の個人技からゴールを奪う。敵陣中央でボールを拾ったレテギが左サイドで待ち受けていたルックマンにボールを送る。インターセプトを狙いにきたDFジョバンニ・ディ・ロレンツォを軽やかなワンタッチで置き去りにすると、背番号「11」はドリブルを開始。瞬く間にボックス内に侵入すると、最後は4人に囲まれながら、左足でフィニッシュ。これが見事にゴール右隅に突き刺さり、同点ゴールを奪ってみせた。

　しかし、ルックマンの個人技で同点に追いついたアタランタだったが、78分にFWロメル・ルカクにヘディングシュートを叩き込まれ、2-3の敗戦。直近リーグ戦4戦未勝利となってしまい、首位ナポリとは7ポイント差を付けられている。