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荒木遼太郎は「考え方の変化」を感じる
2025シーズンのキャンプを張る鹿島アントラーズは19日、宮崎市内で2部練習を行った。午後の部は柴崎岳や鈴木優磨らを除く若手中心のメンバーで行われ、荒木遼太郎、早川友基、舩橋佑、徳田誉ら11選手が汗を流した。「一番きついかもしれないです」と言う荒木は、チームに芽生える「考え方の変化」を感じ取っているようだ。
午後の練習では四方にコーンを置いたパスコントロール、4対4+GKのポゼッションなどが行われ、全体練習はミニゲームで締めくくられた。ミニゲームではプレーが途切れたときに鬼木達監督が声をかける場面もあり、その前後で選手たちのプレー強度が一段上がったようにも見て取れた。荒木は練習後、「みんながボールに関わったり、変わってきていると思う」と変化の兆しを感じていた。
鬼木監督が昨季まで指揮を執った川崎フロンターレの名物でもあるパスコントロールの練習は、ただの技術練習に留まらず、選手1人ひとりの考え方にも影響を及ぼす。荒木は「ゲームでもみんな受けに行くようになったし、相手を見て参加している感じ」と意識の部分にも影響をもたらしているようだ。
21日にはツエーゲン金沢、25日にはファジアーノ岡山とのトレーニングマッチが組まれている。「ゴールを決めて、アピールできたらいいかなと思います」と意気込んだ。
(取材・文:加藤健一【宮崎】)
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