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激闘の2024年が終わり、2025年が始まった。世界各地で日本人選手が目覚ましい活躍を見せていたが、最も選手としての価値を高めたのはどの選手だろうか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出した日本人選手の市場価値上昇額ランキングを紹介する。※2024年1月1日と2025年1月2日時点の市場価格を比較。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
5位:チェイス・アンリ(ちぇいす・あんり)
【写真:Getty Images】
生年月日:2004年3月24日
所属クラブ:シュトゥットガルト(ドイツ)
市場価値の上昇額:478万ユーロ(約7億6480万円/2122.2%UP)
市場価値の変動:22万ユーロ(約3520万円)→500万ユーロ(約8億円)
24/25リーグ戦成績:12試合0ゴール0アシスト
弱冠20歳の大器がランキング5位にランクインした。シュトゥットガルト所属のチェイス・アンリの現在の市場価値は500万ユーロ(約8億円)となっているが、2024年の上昇幅は478万ユーロ(約7億6480万円)と昨年に一気に評価を高めている。
2022年に尚志高校からJリーグを経由せずシュトゥットガルトに加入したチェイスは、2年目の23/24シーズンにセカンドチームで26試合に出場し着実に経験を積んだ。それでもまだトップチームでのプレーはなく、今季のシーズン開幕前の市場価値は35万ユーロ(約5600万円)しかなかった。
それだけに、今季の躍進を予想できた人は少なかったはずだ。リーグ開幕戦でトップチームデビューを果たすと、翌節にはセンターバック(CB)でプロ初先発を記録。リーグ戦ではCBのほかに左右のサイドバックでも起用され、チームの戦力として地位を確保している。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも4試合に出場し成長著しいチェイスだが、日本代表に招集されたことは未だない。アメリカ合衆国の国籍を選択することもできる同選手はどのような未来へと歩みを進めるのだろうか。
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