5位：インテル（イタリア）
【写真：Getty Images】
ホームスタジアム：ジュゼッペ・メアッツァ（75,923人収容）
2024平均入場者数：73,525人
5位には、シモーネ・インザーギ監督の下で安定的な強さを取り戻したインテルがランクインした。
今季は過密日程の影響もあり、リーグ戦とUEFAチャンピオンズリーグ（CL）で大胆なターンオーバーを行いながら戦っている。それでも両大会で上位につけており、改めてチーム力が高いことを証明するシーズンとなっている。
本拠地のジュゼッペ・メアッツァ（別名：サン・シーロ）はミランと同じスタジアムだが、近年の成績の差もあるのか、平均入場者数はインテルが1,000人ほど上回っている。彼らが直接対決するミラノ・ダービーでは多くのサポーターが来場し、今季の第5節には75,366人ものファンが集まった。
しかし、2024年の上半期と下半期では、上半期にあたる昨季の終盤の方が集客に成功している。その理由として考えられるのは、スクデットを獲得する可能性が限りなく高かったことが影響しているだろう。実際に昨季も前半戦よりも後半戦の方が多くの平均入場者数を記録しており、インテルの場合はクライマックスに連れて来場者数が増えていく傾向にあるようだ。
