9位:ウェストハム(イングランド)
【写真:Getty Images】
ホームスタジアム:ロンドン・スタジアム(62,500人収容)
2024平均入場者数:62,385人
9位には、2024年夏に功労者であるデイヴィッド・モイーズと別れるという大きな決断を下したウェストハムがランクインした。
ウェストハムは2012年に行われたロンドン・オリンピック(五輪)のメイン会場であるロンドン・スタジアムを本拠地として利用しており、収容人数はプレミアリーグで3番目に多い62,500人を誇る。このスタジアムはロンドンの観光地の1つであることから、ウェストハムのサポーター以外にも外国人観光客の来場も多く、2024年の平均入場者数は62,385人を記録した。
しかし、この高い収容率ほどサポーターはチームの現状に満足していないだろう。モイーズの後任に就任したフレン・ロペテギ体制が上手くいかず、今季は14位近辺が定位置という不遇のシーズンを過ごしている。
キックオフ直後はスタジアムを多くの観客が埋め尽くしているのだが、試合内容が厳しくなると、一部のサポーターが試合途中に帰宅の途につく姿が目立っている。2024年の最終戦となったリバプール戦はその代表例で、0-5という一方的な展開となると、スタジアムはガラガラとなっていた。
ロペテギ体制は厳しかったが、2025年のホームでの初陣がグレアム・ポッター体制でのプレミアリーグの初戦となると、ロンドン・スタジアムに再び活気が戻った。今年は収容人数とサポーターからの声援が比例する1年にしたいところだろう。