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Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング51~60位。人気や育成、成績など各指標からJ1〜J3全60クラブを順位化

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

52位:カマタマーレ讃岐(41)

カマタマーレ讃岐
【写真:Getty Images】

2024リーグ戦成績:16位(J3)
2024シーズンホームグロウン人数:4人(27位タイ)
2024リーグ戦ホームゲーム平均入場者数: 1,949人(54位)
2023年度営業収益:約4億2400万円(57位)

 2014シーズンから2018シーズンまでJ2で戦ったカマタマーレ讃岐は、すっかりJ3に定着してしまった。2024シーズンは序盤戦で出遅れ、一時は最下位に低迷。その後、夏にクラブ記録タイとなる5連勝を挙げて盛り返したものの、16位でシーズンを終えた。

 讃岐がパワーランキングでポイントを稼いだのはホームグロウン人数だ。下川太陽、小山聖也、田尾佳祐、松原快晟の4人が在籍しており、J3のクラブでは最多タイだった。

 一方、観客動員数は伸び悩み、1試合平均はリーグ全体で54位の1,949人。収容可能人数が22,338人のPikaraスタジアムでは空席が目立つ試合が多かった。特に、開幕から12試合白星なしが続いた時期は観客離れが顕著だった。

 営業収益は約4億2400万円で57位となっており、J3でも規模が小さいことがうかがえる。スポンサー収益は1億9400万円で、J3平均を大幅に下回った。トップチームの人件費は1億4900万円で、クラブの財政規模に応じて支出を抑えており、J2昇格を狙うほどの戦力を整えられないのが現状だ。

 それでも、ファンとしてはさらに上を目指したいところ。2023シーズンから順位は16位で変わらなかったが、得点数はリーグワーストの29から48に上昇して改善がみられた。米山篤志体制3年目の2025シーズンもさらに成長を続けられるだろうか。

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