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Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング51~60位。人気や育成、成績など各指標からJ1〜J3全60クラブを順位化

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

56位:ヴァンラーレ八戸(23)

ヴァンラーレ八戸
【写真:Getty Images】

2024リーグ戦成績:11位(J3)
2024シーズンホームグロウン人数:0人(53位タイ)
2024リーグ戦ホームゲーム平均入場者数: 1,728 人(57位)
2023年度営業収益:約4億9400万円(53位)

 ヴァンラーレ八戸は、2018シーズンにJFLで3位となり、2019シーズンからJ3に参戦。2023シーズンはクラブ史上最高位の7位を記録したが、2024シーズンは11位で終了。それでも昇格プレーオフ圏内の6位まで勝ち点6差と、J2昇格への希望を感じさせるシーズンだった。

 1試合平均観客動員数は1,728人でリーグ全体57位。2023シーズンの1試合平均1,890人から減少した点は課題といえるが、2023シーズンに観客数が1,000人未満となった試合が2回あったのに対し、2024シーズンは第3節ギラヴァンツ北九州戦の1試合のみと、観客数の安定傾向が見られた。

 2023年度の営業収益は約4億9400万円で53位だった。その内訳をみると、八戸の財政規模がJ3では小さい方であることがうかがえる。特にトップチームの人件費はY.S.C.C.横浜に次いで下から2番目の1億2600万円で、このような状況を踏まえれば、11位という成績は十分に健闘したと言えるだろう。

 2025シーズンに向けて、八戸は今月11日に新体制を発表。「J2昇格をつかみ取る1年として、これまでの限界を越えた飛躍の1年に」との抱負を掲げた。石﨑信弘監督体制3年目でクラブの歴史を塗り替えられるだろうか。

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