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Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング51~60位。人気や育成、成績など各指標からJ1〜J3全60クラブを順位化

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

51位:FC琉球(42)


【写真:Getty Images】

2024リーグ戦成績:14位(J3)
2024シーズンホームグロウン人数:2人(43位タイ)
2024リーグ戦ホームゲーム平均入場者数: 3,007人(54位)
2023年度営業収益:約5億1000万円(51位)

 FC琉球は、パワーランキングで51位となった。2019シーズンから4年間J2で戦ったが、2023シーズンはJ3で17位とクラブ史上ワーストの成績で終了。2024シーズンもエース白井陽斗が7月に北海道コンサドーレ札幌へ移籍した影響もあり失速し、14位でフィニッシュした。

 2024シーズン開幕時点のホームグロウン選手は2人。J3のクラブとしては少なくなく、当ランキング上で13ポイントを獲得した。ただ、津覇実樹と幸喜祐心はどちらも19歳の若手で出場機会は少なく、まだ戦力としては目立っていない。

 営業収益は約5億1000万円で、リーグ全体で51位だった。これを見ると、パワーランキングの51位もうなずけるが、戦力的にはもっと上を目指した編成と言っていい。2023年度の数字だとしても、トップチームの人件費は3億1400万円で、松本山雅FCの5億1800万円に次いでJ3で2番目に高い水準である。それにもかかわらず14位という結果は、十分とは言えないだろう。

 1試合平均観客動員数は3,007人で54位。日本最南端のJリーグクラブということで、アウェイのサポーターを簡単に呼び込めるわけではないとはいえ、J2時代の2019シーズンには1試合平均4,953人を動員しており、それと比べると物足りなさを感じる数字だ。

 琉球は昨年11月、新シーズンから平川忠亮が監督に就任することを発表した。浦和レッズのOBで、2024年にレッズユースの監督を務めた新指揮官の手腕に期待が寄せられている。2025シーズン、琉球が新体制のもとで上位進出を果たし、再びJ2昇格を目指せるか注目だ。

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