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Jリーグ 1日前

「能力を活かせるポジションで」横浜F・マリノス新監督がチェルシーとイングランド代表で培ったものは…【英国人の視点】

シリーズ:英国人の視点 text by ショーン・キャロル photo by Getty Images

チェルシーとイングランド代表で培ったものは…

「素晴らしい人々、そして非常に成功した人々と一緒に働くという素晴らしい経験をしてきた。監督になることに対して強い野心を持っていて、これまでの経験を踏まえてそのステップを踏む準備は整っていると思う。この機会を非常に楽しみにしている」と述べた。

 マリノスは2019年と2022年にアンジェ・ポステコグルーやケヴィン・マスカットの下でタイトルを獲得したが、現在は過渡期にある。昨シーズンはハリー・キューウェル、続いて暫定監督のジョン・ハッチンソン(現在はジュビロ磐田監督)の下で苦戦し、9位に終わった。しかし、ホーランドはジョゼ・モウリーニョ、ラファエル・ベニテス、アントニオ・コンテ、そしてサウスゲートらの下で培った経験を活かし、チームを再建するために必要な能力を持っている。

「昨シーズンについて批判的なことを言いたいわけではない。監督という仕事は難しいものだ」と、ホーランドは語る。

「61ゴールは(優勝したヴィッセル)神戸と同じだが、明らかな課題は、62失点していることだ。それより悪かったのは、(降格した)下位3チームだけ。これが物語っていることであり、課題は非常に明確だ」と述べた。

「選手たちが互いに刺激を与え合い、安定したパフォーマンスを発揮してほしいと思っている。昨シーズンの多くの試合を観たが、チームが最善の状態にあるときは非常に良かったと思う。ただ、その一貫性が少し欠けていたかもしれない。それもまた課題の一部です」と述べた。

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