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FW福田師王がブンデスリーガ初ゴール
ドイツ・ブンデスリーガ第17節、ヴォルフスブルク対ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)が現地時間14日に行われた。試合はホームのヴォルフスブルクが5-1の勝利を収めた。ドイツメディア『Bild』は15日、この試合でブンデスリーガ初ゴールを決めたFW福田師王の活躍を「唯一の希望」と報じている。
11位ボルシアMGが、10位ヴォルフスブルクのホームに乗り込んだ一戦。ボルシアMGのサッカー日本代表DF板倉滉は先発に名を連ね、福田はベンチスタートとなった。前節のバイエルン・ミュンヘン戦に0-1で敗れていたボルシアMGは、連敗は避けたいところだったが、開始3分にPKで1点を失うと、後半にも失点を重ねて0-5と大量リードを許す。
それでも、このまま試合終了かと思われた89分に、福田が一矢報いるゴールを奪う。60分からピッチに立っていた20歳のストライカーは、GKからのフィードを相手DFより先にボールに触れ、ワンタッチでFWアラサヌ・プレアに繋げると、裏のスペースにスプリントを開始。その動きを見逃さなかったプレアがスルーパスを送ると、福田は見事にゴールに流し込み、ブンデスリーガ初ゴールを奪ってみせた。チームは1-5と大敗を喫したものの、福田にとっては大きな一点となった。
同メディアは、「福田が唯一の希望」と題した記事を掲載。「福田はまたしても自身が、卓越したフィニッシューであることを見せつけた。2023年1月に日本から移籍して以来、彼はボルシアU-19、そしてU-23で立て続けにゴールを決めている」と報じ、「福田はブンデスリーガでの初ゴールを記録し、さらなる自信を得た」と伝えている。高卒で海を渡った期待のストライカーが、大きな一歩を踏み出している。
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