久保建英 最新ニュース

【写真：Getty Images】

久保の移籍は間近？

　レアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表MF久保建英には、多くのビッグクラブが獲得に関心を持っていると現地で報じられている。スペインメディア『GOL DIGITAL』は現地時間14日に、ソシエダは久保の移籍を拒むことはできないこと、近いうちに移籍が実現する可能性が高いことを報じていた。

　ソシエダでひときわ輝く久保は、プレミアリーグのアーセナル、リバプール、ニューカッスル・ユナイテッド、トッテナム、セリエAのミラン、リーグアンのパリ・サンジェルマンなど多くのビッグクラブが関心を示していると幾度となく現地で報じられている。

　同メディアは、「久保にとってソシエダは小さすぎる」と題して、「ソシエダがビジャレアルに対して勝点3を獲得した試合において、唯一の得点を奪った選手であることに加えて、この日本人アタッカーは攻撃面だけでなく、全体的な戦術体系においても最高の選手の1人である」と、久保を賞賛。現状を次のように論じていた。

「久保はソシエダのベスト選手のトップ5に入っているだけでなく、経済的に見て最も価値のある選手の表彰台に立っている。市場価値が2,000万ユーロ（約32億円）下がったという事実にもかかわらず、彼は依然としてチーム内で2番目に高額なサッカー選手だ。これを上回るのはマルティン・ズビメンディだけである。しかし、スポーツ面で言えば、彼は天才だ。昨日のビジャレアルとの試合では、久保が唯一のゴールを決め、クラブに重要な勝ち点3を追加した。この日本人ウインガーは少しずつリーグでの優勝、そしてその後の国際タイトル獲得を目指すチームに移籍する権利を獲得しつつある。ソシエダにとっては考えさせられるクエスチョンだ」

　また、「日本のスターが持つ資質と年齢（23歳）を考えれば、彼はすでにソシエダの手のひらを超える実績を持っているはずだ」と述べた上で、「会長は、選手が退団を要求することも、リーガだけではなく国外のリーグからもたらされる数多くのオファーを（久保が）受け入れることができることを理解している」と、近いうちにビッグクラブへの移籍が実現する可能性は高いと指摘していた。