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呼んでくれ…! 今年こそサッカー日本代表で見たい6人。昨年、待望論がありながら声がかからなかったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカー日本代表の未来を担う実力者たちが国内外で結果を残し続けている。成長著しい彼らは、今後の活躍次第では日本サッカー界をさらに前進させる存在になるだろう。そこで今回は日本代表でそのプレーを見たいタレントを厳選して紹介する。

※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。情報は2025年1月14日時点

GK:小久保玲央ブライアン(こくぼ・れお-)

小久保玲央ブライアン
【写真:Getty Images】

生年月日:2001年1月23日(23歳)
所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー)
今季リーグ戦成績:18試合30失点

 現在の森保ジャパンで主力とされるゴールキーパー(GK)は鈴木彩艶と大迫敬介、谷晃生の3名ではないだろうか。他にも日本国外のクラブで活躍する実力者が多数いるが、3選手は頭ひとつ抜けている感がある。

 ベルギーでプレーするGK小久保玲央ブライアンはそんな彼らの牙城を崩すことが狙える選手である。

 現在23歳の新星は柏レイソルとポルトガルの強豪ベンフィカのユースで技術を磨いた。しかし、ベンフィカのトップチームでは出番をもらえず。成長の機会を求めて2024年夏にシント=トロイデン(ベルギー)へ完全移籍することを決断している。

 その名が日本中のサッカーファンに広く周知されるようになったのは、昨夏に行われたパリオリンピック(五輪)である。小久保は驚異的な反射神経を生かしてビッグセーブを連発。何度もゴールを守る最後の砦として日本の窮地を救ったことから「国防ブライアン」という愛称も誕生した。

 U-23の代表活動だけでなく、クラブでも安定した活躍を残していることもA代表入りを目指す上で大きなアドバンテージになる。新天地ベルギーでは今季ここまでリーグ戦18試合に出場。コンスタントに出場機会を得て、GKというポジションにおいて大切な経験値を高めている。

 まずは鈴木、大迫、谷に次ぐ4番手の位置を確保することが当面の目標になるだろう。特に同年代の鈴木と小久保がお互いに刺激を受け合って切磋琢磨していけば、かつての川口能活と楢崎正剛のような関係にいずれはなるのではないか。2人の熾烈なポジション争いがきっと日本を強くするはずだ。

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