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最も評価されたのは!? 2024年、日本人市場価値アップ額ランキング1〜10位。1年で約13億円上がった怪物は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

5位:チェイス・アンリ(ちぇいす・あんり)


【写真:Getty Images】

生年月日:2004年3月24日
所属クラブ:シュトゥットガルト(ドイツ)
市場価値の上昇額:478万ユーロ(約7億6480万円/2122.2%UP)
市場価値の変動:22万ユーロ(約3520万円)→500万ユーロ(約8億円)
24/25リーグ戦成績:12試合0ゴール0アシスト

 弱冠20歳の大器がランキング5位にランクインした。シュトゥットガルト所属のチェイス・アンリの現在の市場価値は500万ユーロ(約8億円)となっているが、2024年の上昇幅は478万ユーロ(約7億6480万円)と昨年に一気に評価を高めている。

 2022年に尚志高校からJリーグを経由せずシュトゥットガルトに加入したチェイスは、2年目の23/24シーズンにセカンドチームで26試合に出場し着実に経験を積んだ。それでもまだトップチームでのプレーはなく、今季のシーズン開幕前の市場価値は35万ユーロ(約5600万円)しかなかった。

 それだけに、今季の躍進を予想できた人は少なかったはずだ。リーグ開幕戦でトップチームデビューを果たすと、翌節にはセンターバック(CB)でプロ初先発を記録。リーグ戦ではCBのほかに左右のサイドバックでも起用され、チームの戦力として地位を確保している。

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも4試合に出場し成長著しいチェイスだが、日本代表に招集されたことは未だない。アメリカ合衆国の国籍を選択することもできる同選手はどのような未来へと歩みを進めるのだろうか。

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