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最も評価されたのは!? 2024年、日本人市場価値アップ額ランキング1〜10位。1年で約13億円上がった怪物は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

9位:南野拓実(みなみの・たくみ)


【写真:Getty Images】

生年月日:1995年1月16日
所属クラブ:モナコ(フランス)
市場価値の上昇額:300万ユーロ(約4億8000万円/25%UP)
市場価値の変動:1200万ユーロ(約19億2000万円)→1500万ユーロ(約24億円)
24/25リーグ戦成績:14試合1ゴール1アシスト

 モナコの南野拓実は昨季、大活躍のシーズンを送った。それにより、昨季開幕前は600万ユーロ(約9億6000万円)まで落ち込んでいた市場価値は1500万ユーロ(約24億円)まで上昇している。

 モナコ加入初年度となった22/23シーズンはリーグ戦18試合のみの出場に留まり、クラブでの立場が危ういものとなっていた南野。しかし、監督がアドルフ・ヒュッターに代わると状況が好転する。

 トップ下やシャドーのポジションを与えられると、リーグ開幕戦から4試合連続でゴールに関与するという活躍を見せた。その後も攻撃的ポジションで活躍し30試合9ゴール6アシストの成績をマーク。その結果、シーズン後の市場価値は2000万ユーロ(約32億円)まで上昇した。

 今季も開幕戦からゴールを記録するなど、好調なスタートダッシュを切った南野だが、その後は数字を伸ばすことが出来ていない。第17節終了時点で、14試合1ゴール1アシストと去年ほどの爆発力は見られなかった。

 そのためか、市場価値は2000万ユーロ(約32億円)から一気に1500万ユーロ(約24億円)まで下落した。ただ、2024年全体の評価としては上がっている。

 今年で30歳を迎える南野だが、日本代表ではスタメンで出場し続けており、未だ能力に陰りは見られない。その能力を維持するためにも、一年でも長い欧州での活躍が期待される。

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