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次はどこへ? 2025年夏に契約満了を迎えるビッグネーム10人。去就から目が離せないスターたち

シリーズ:契約満了を迎えるビッグネーム text by 編集部 photo by Getty Images

DF:フィルジル・ファン・ダイク(オランダ代表)

フィルジル・ファン・ダイク
【写真:Getty Images】

生年月日:1991年7月8日
所属:リバプール(イングランド)
今季リーグ成績:19試合1得点1アシスト

 昨季からリバプールで主将を務めるフィルジル・ファン・ダイクは、再び世界最高峰のセンターバック(CB)へと返り咲いた。

 同選手は2020/21シーズンに膝の前十字靭帯断裂の大怪我を負って以降、全盛期と比較するとパフォーマンスの衰えが指摘されていた。2022/23シーズンには、あっさりと相手にドリブルで逆を突かれるシーンも見られるなど、かつての輝きを失っていた。

 選手としては高齢なこともあってカムバックは難しいと思われていたが、ユルゲン・クロップ政権の最終年となった昨シーズンに完全復活。アルネ・スロット新体制で迎えた今季も精神的支柱としてチームを牽引しており、1月13日時点ではチーム最多となる2340分のプレータイムを得ている。

 彼の好守備からピンチの芽を摘むことも多く、リバプールに欠かすことができない選手であることは間違いない。『The Athletic』によると、リバプールは昨年12月にファン・ダイクへ最初の契約延長オファーを提示したようで、来季以降も戦力として計算している姿勢をみせている。

 リバプールとしては、仮に契約延長が破談となれば、戦力的に大きなマイナスとなるだけに、何としても彼を残留させたいだろう。

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