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【写真:Getty Images】
遠藤に関心?
プレミアリーグ・フラムは、リバプールに所属するサッカー日本代表MF遠藤航の獲得に関心を示しているようだ。英メディア『CAUGHTOFFSIDE』は、フラムだけではなく複数のクラブが遠藤の今冬移籍市場における動きに注目していること、移籍が実現する可能性について、現地時間12日に報じていた。
プレミアリーグにおいて、1試合未消化でありながら2位のアーセナルに対して6ポイント差をつけて首位を走っているリバプール。そんな中で同クラブに所属する遠藤は、継続的な出場機会を得られていないものの、直近の試合ではCBで起用されるなど控えのオプションとして出番が徐々に増えている。
そんな中で同メディアは、「遠藤は求められれば良いパフォーマンスを見せており、リバプールにとって良いチームプレイヤーであることを示してきた」と述べた上で、「フラムは今月末までに遠藤への入札を検討しており、ウルブス、イプスウィッチ・タウン、ACミラン、セルティックなども31歳の遠藤の状況を注視しているようだ」と、遠藤の今冬の移籍市場における獲得可能性を複数クラブが探っている段階だと伝えていた。
一方で、リバプール側の考えについては、「長く厳しいシーズンを通して遠藤が重要な役割を果たす可能性もあるためこの状況にどう対処するかは興味深いところだ。スロット監督は時々チームをローテーションさせたいと考えているだろうから、他のクラブが遠藤を引き抜こうとするあらゆる試みを阻止することになるかもしれない」と述べた上で、「理想的にはライアン・グラフェンベルフのような選手が、クラブにとって非常に忙しく厳しい試合スケジュールになる可能性がある中で、過度にプレーして燃え尽きないように、遠藤をバックアップ選手に置き換えると想像される」と、主力の控えに遠藤を留める可能性が高いと言及している。
もっとも、「1200〜1500万ユーロ(約19〜24億円)程度であれば、遠藤を放出させるのに十分な金額かもしれない。同選手の年齢を考慮すると、彼らにとって悪い取引ではないだろう」と金額によっては放出を認める可能性もあると指摘していた。
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