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【写真:Getty Images】
ハンジ体制で初タイトルのバルセロナ
スーペル・コパ・デ・エスパーニャ決勝、レアル・マドリーvsバルセロナが現地時間12日にサウジアラビアのキング・アブドゥッラー・スポーツ・シティで行われた試合は。5-2でバルセロナが勝利している。スペインメディア『as』は現地時間12日に、5発大勝でバルセロナ勝利に終わったクラシコについて報じていた。
マドリーは7冠達成、バルセロナはハンジ・フリック監督新体制のもとでの初タイトル獲得をかけて臨んだクラシコ。前半開始冒頭にマドリーFWキリアン・エムバペの高速カウンターで幕を開けた伝統の一戦は、前半でバルセロナが4ゴールを決めるまさかの展開に。マドリーも後半にロドリゴのゴールで追い縋ったが、結局5-2でバルセロナが勝利している。
同メディアは、「毎年勝利から次の勝利へと移り変わる振り子のようなスーパーカップで、バルセロナは守備で崩れ、攻撃が機能不全に陥っていたマドリーと対戦した。バルサはより激しく、より速く、より野心的で、より正確だった」と述べた上で、この試合を次のように評していた。
「(5-2と)予期せぬ結果をもたらしたマドリーにおいて、歴史的な嘲笑から逃れられたのはバルベルデ、クルトワ、そしてエムバペだけだろう。バルサは本能に動かされ、マドリーは状況に動かされていると言える。フリックのチームはボールとともに生きる方法しか知らないし、ボールをキープし続けた。アンチェロッティ監督はそれをあまり必要としていない。彼らの強みはスピードにある。どちらのプランもサッカーでは有効だ。どちらが正しいかを決めるのは成功である。試合はマドリーが全力を尽くして始まったが、その後、圧倒的に優れた相手に対して音を立てて崩れ去った」
また、この試合の敗北でマドリーは7冠の夢が潰えてしまったことになる。同メディアは、「ここ数年で最悪の一日の午後だ・彼らはリーグの首位を失い、今年3回目のタイトル、そして過去2か月で達成した功績の多くを失った」と、ライバルにタイトルを献上したマドリーの苦しい状況を綴っていた。