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【写真：Getty Images】

鈴木に名門が関心

　パルマに所属するサッカー日本代表GK鈴木彩艶の獲得に、イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドが関心を示しているようだ。ユナイテッド専門サイト『UnitedInFocus』は現地時間10日に、なぜユナイテッドが鈴木獲得に関心を寄せているのかについて報じていた。

　パルマで活躍する鈴木には、バイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・シティ、ユナイテッドなど多くのクラブが関心を示しているとの噂が持ち上がっている。『PARMAlive』は、「Optaが共有したデータによると、鈴木はこのセリエAで予想ゴール数と失点数の差(4.76)が最も大きいゴールキーパーだ。パルマの守護神は、本来の失点数よりも5失点近く少ない失点を記録している。さらに、日本人はジェノアとの試合で6セーブを挙げ、イタリアに移籍して以来のセリエＡの1試合での最多記録をあげた」と、傑出したパフォーマンスでチームの失点数を減らしている点を高く評価していた。

　イタリアで輝く日本代表の守護神に長く関心を示しているのが、名門ユナイテッドだ。同メディアによると、トップ7リーグ25歳以下のGKで、鈴木が失点回避トップだという。「『CIES』はスズキを1900万ポンド（約36億円）と評価している。世界最高のGKの一人になると見られている選手にすればバーゲン価格だ」と、鈴木のパフォーマンスに対して、予想される移籍金もお買い得な金額であることを強調している。

　同メディアは、「この金額は、23年にアンドレ・オナナを獲得するのにユナイテッドに要した4700万ポンド（約89億円）を2800万ポンド（約53億円）も下回る。素晴らしいバリューだ。スズキはオナナの後継者として我々の最有力候補となるであろう」と述べた上で、「鈴木はオナナ獲得以前まで遡り、2年間ユナイテッドが関心を示していたGKだ」と、長くクラブも獲得候補として注目している存在であることを伝えていた。