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Jリーグ 2週間前

Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング41~50位。人気や育成、成績など各指標からJ1〜J3全60クラブを順位化

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

42位:FC今治(73)

FC今治
【写真:Getty Images】

2024リーグ戦成績:2位(J3)
2024シーズンホームグロウン人数:2人(43位タイ)
2024リーグ戦ホームゲーム平均入場者数:3,786人(48位)
2023年度営業収益:12億9200万円(33位)

 元サッカー日本代表監督の岡田武史氏が2014年からオーナーを務めるFC今治。2020年にJリーグ参入を果たしてから5年目、2024シーズンにJ3を2位でフィニッシュ。悲願のJ2昇格を決めた。

 好調なのはリーグの戦績だけでなく、売上も加速度的に伸びている。2023年度の営業収益は12億9200万円で、前年度に続き過去最高を更新。同年1月竣工の「今治里山スタジアム」による入場料、パートナー(いわゆるスポンサー)収入の増加がチームを大きく後押しした。

 2025シーズンはJ2を舞台に戦うことで、さらなる注目度の向上、観客動員にポジティブな影響があると見込まれる。2023年度の決算では約1億8479万円の赤字も計上しているが、この勢いを継続できれば収支改善も難しくないはずだ。

 新シーズンに向け、今治はチームの絶対的エースであるマルクス・ヴィニシウスの契約更新を成功させ、J3得点王・藤岡浩介をFC岐阜から獲得している。J2では厳しい戦いが予想されるが、その勢いはカテゴリーを変えても簡単には止められないかもしれない。

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