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Jリーグ 2週間前

Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング41~50位。人気や育成、成績など各指標からJ1〜J3全60クラブを順位化

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

43位:ツエーゲン金沢(70)

ツエーゲン金沢
【写真:Getty Images】

2024リーグ戦成績:12位(J3)
2024シーズンホームグロウン人数:3人(37位タイ)
2024リーグ戦ホームゲーム平均入場者数:5,435人(37位タイ)
2023年度営業収益:約8億7100万円(43位)

 2024シーズンのツエーゲン金沢は、10年ぶりにJ3リーグで戦った。一時は自動昇格圏内の2位が間近に見える3位まで順位を上げたが、第24節アウェイ・大宮アルディージャ戦に敗れてから10試合勝利無しで13位まで後退すると、最終的に12位で着地した。

 また、J2を戦っていた2023年度の決算も赤字を計上していたため、以後の経済基盤も懸念される。売上(約8億7100万円)は前年比800万円の増収だが、当期は9800万円の純損失を出している。

 しかし観客動員の面ではJ2時代よりも上を向いており、2024シーズンにオープンした新たな本拠地「金沢ゴーゴーカレースタジアム」の影響もあり、同年のリーグ戦におけるホームゲーム平均入場者数は5,435人。前年が4,225人だったことを考えると、平均1000人以上の集客アップに成功した。

 また、新シーズンに向けて新戦力の獲得も伝えられており、名古屋グランパスからJ1で通算101得点を記録するストライカー・パトリックの加入も決定した。2024シーズン中盤の戦いを通年で見せられれば、J2昇格も具体的な目標に定められるだろう。

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