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Jリーグ 5日前

Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング41~50位。人気や育成、成績など各指標からJ1〜J3全60クラブを順位化

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

44位:FC岐阜(68)

FC岐阜
【写真:Getty Images】

2024リーグ戦成績:8位(J3)
2024シーズンホームグロウン人数:2人(43位)
2024リーグ戦ホームゲーム平均入場者数:4,684人(39位)
2023年度営業収益:約9億400万円(40位タイ)

 浦和レッズなどで活躍したMF青木拓矢や元韓国代表FWイ・ヨンジェらを擁していながら、FC岐阜は2024シーズンのJ3リーグで8位に終わった。かつては12シーズンにわたってJ2で戦ったクラブが、2020年以降J3で苦しんでいる。

 リーグ戦におけるスタジアムへの平均入場者数で比較しても、両カテゴリー間には大きな差がある。J2時代の最高平均観客数が2014シーズンの7,584人。対してJ3に降格してからは2023シーズンの4,733人と、3000人近く動員規模に違いがある。

 経営基盤もやや気がかりだ。2023年度の決算では、前年度比2700万円の増収を記録したが、3期連続の赤字を計上している。クラブは当期の決算報告を通じて、「第19期(2024年度)には収益を黒字化させるべく売上高の最大化、売上原価の見直しを図り、黒字体質へ転換させることが経営課題であると認識しています」と述べている。

 間もなく2024年度の決算も発表される頃だが、財務がどの程度回復したのかにも注目が集まる。

 ポジティブな点は、新シーズンを前に有力選手が新戦力として加入していることだろう。元日本代表MF山田直輝が湘南ベルマーレから、スペイン出身のベテランGKセランテスがFC今治から岐阜に移籍した。

 J3で6シーズン目となる戦いが、2月のアウェイ・FC大阪戦からスタートする。クラブのスケールを維持するためにも、2025シーズンは昇格争いに加わりたいところだ。

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