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Jリーグ 2週間前

Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング41~50位。人気や育成、成績など各指標からJ1〜J3全60クラブを順位化

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

45位:藤枝MYFC(63)

藤枝MYFC(63)

【写真:Getty Images】

2024リーグ戦成績:13位(J2)
2024シーズンホームグロウン人数:0人(53位タイ)
2024リーグ戦ホームゲーム平均入場者数:4,274人(43位)
2023年度営業収益:約8億500万円(45位)

 2014年にプロ化した藤枝MYFCは、2023シーズンからJ2を舞台に戦っている。同リーグで2年目となる2024シーズンは、14勝4分20敗の13位でフィニッシュした。第12節までは降格圏に沈むこともあったが、須藤大輔監督率いるチームは見事に立て直している。

 藤枝は予算や環境面でJ2の下位クラスに位置するが、この2年間は凄まじい成長速度を見せているところだ。同リーグ初参入となった2023年度の売上高は約8億500万円。前年比で驚異の2倍増である。

 増収の要因のひとつがリーグ戦におけるスタジアムの平均入場者数の増加で、それまでのJ3時代に一度も2000人台に到達することがなかったが、2023シーズンは3,145人を記録した。翌2024シーズンはさらに増えて、平均4,274人が本拠地へ詰めかけている。

 前年と比較して順位こそひとつ下げたが、2024年度の決算も前年に続いて良い報告を聞ける可能性がある。

 そして新シーズンを前に、ガイナーレ鳥取のチーム内得点王・松木駿之介や元清水エスパルスのGK六反勇治らが新戦力として藤枝に加入。スモールクラブながらポジティブな要素が多く見受けられる。

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