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Jリーグ 2週間前

Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング41~50位。人気や育成、成績など各指標からJ1〜J3全60クラブを順位化

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

47位:カターレ富山(56)

カターレ富山
【写真:Getty Images】

2024リーグ戦成績:3位(J3)
2024シーズンホームグロウン人数:1人(49位)
2024リーグ戦ホームゲーム平均入場者数:4,092人(46位)
2023年度営業収益:約7億8600万円(47位)

 2024シーズンのJ3リーグを3位で終えたカターレ富山。J2昇格プレーオフ決勝でリーグ戦4位の松本山雅FCと引き分けたことにより、2025シーズンからJ2で戦うことが決定した。2014シーズン以来11年ぶりの同カテゴリー復帰に伴い、2022年9月からチームの指揮を執る小田切道治監督の続投も決まっている。

 2024年はJ2昇格を決めたシーズンなだけあって、リーグ戦におけるスタジアム平均入場者数は2015年以来最多だ。以前のJ2時代と比較しても、2009年、2011年、2012年より集客に成功している。

 赤字ではあったものの、2023年度の売上はクラブ記録となる約7億8600万円。2024シーズンの戦いぶりを考えると、総収益は今後さらに上を向くかもしれない。

 新シーズンに向け、前年度の主力選手であるMFの安光将作らが退団する一方、湘南ベルマーレからDFの吉田新が期限付き移籍で、J1も知るベテランGK大久保択生がいわてグルージャ盛岡から同じくレンタルで加入した。

 J2の諸クラブと比べると資金力でやや劣るが、今の富山には大一番のプレーオフを勝ち抜いた自信と勢いがある。新戦力が噛み合えば、カテゴリーを変えても戦えるはずだ。

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