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Jリーグ 5日前

Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング41~50位。人気や育成、成績など各指標からJ1〜J3全60クラブを順位化

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

49位:AC長野パルセイロ(52)

AC長野パルセイロ
【写真:Getty Images】

2024リーグ戦成績:18位(J3)
2024シーズンホームグロウン人数:3人(37位タイ)
2024リーグ戦ホームゲーム平均入場者数:4,158人(44位)
2023年度営業収益:約7億4100万円(48位)

 AC長野パルセイロはJ3リーグ制覇とJ2昇格を目標に2024シーズンを戦ったが、低調な内容に終わっている。チームワースト記録となる14試合勝利無しのほか、J3・JFL入れ替え戦を寸前で回避する18位でフィニッシュ。なお、この順位はJ参入以降最低である。

 経営基盤も芳しくなく、前年度から厳しい状況にある。2023年度の売上が約7億4100万円と、前年比1700万円の減収。さらに純損失は9813万円で、2期連続の赤字を計上している。2007年1月にクラブの運営組織が株式会社化されて以降、最大の当期純損失となった。

 とはいえ、リーグ戦におけるホームスタジアムの平均入場者数はJ3の中では有数だ。とりわけ松本山雅FCとの“信州ダービー”は抜群の注目度を誇り、2024シーズンのJ3最大観客数で3位と1位に輝いている。

 AC長野パルセイロのホームである長野Uスタジアムで行われたゲームには11,965人が詰めかけ、松本山雅の本拠地・サンプロ アルウィンで開催された試合では14,441人が熱狂した。

 サポーターの熱量に応えるためにも、チームの強化と経営基盤の安定は必須課題と言えるだろう。12年目のJ3の舞台で、クラブはどのような戦いを見せるだろうか。

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