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小川航基が勝利に導く
エールディヴィジ第18節、PECズウォレ対NECナイメヘンが現地時間11日に行われた。試合はアウェイのNECが、1-0で勝利を収めている。NECに所属するサッカー日本代表FW小川航基は、この試合で決勝ゴールを奪い、チームを勝利に導いた。そんな小川の活躍を複数の現地メディアが報じている。
リーグ戦5試合勝利から遠ざかり、ロジェール・マイェル監督の進退問題にも発展していた12位NEC。2025年の初戦となる今節は、13位ズウォレとのアウェイゲームに臨んだ。試合が動いたのは23分。1トップの位置で先発した小川が、MFディルク・プロペルのスルーパスを見事なトラップでボールを収め、冷静にゴール右隅に流し込んだ。この1点を守り切ったNECが1-0で勝利。リーグ戦6試合ぶりの勝利を手にした。
オランダメディア『FC Update』は、27歳の日本人ストライカーの活躍を「小川航基がロジェール・マイェル監督を安心させる」と題し「小川航輝が、過去数ヶ月間批判にさらされながらもクラブからの信頼を保っている監督に、冬の休暇後の最初の試合で勝利をもたらした」と伝えている。また、『voetbalzone』も、「小川航基が、NECに11月9日以来の勝利をもたらした」と、今季9点目をマークした小川を称賛している。
なお、この試合でMF佐野航大は先発フル出場で勝利に貢献。FW塩貝健人はベンチ入りしたものの、出番はなかった。また、浦和レッズからNECに移籍したFWブライアン・リンセンは、小川との交代で後半31分からピッチに立っている。
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