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【写真：Getty Images】

町野に移籍の噂

　ドイツ・ブンデスリーガのホルシュタイン・キールに所属する町野修斗の獲得に、フランス・リーグアンのトゥールーズFCが関心を示しているようだ。フランスの移籍専門メディア『ONLY MERCATO』は、トゥールーズが町野の獲得に関心を示している理由と移籍実現の可能性について報じている。

　町野の所属するキールは、今季16試合を消化した段階で勝点8。最下位のボーフムとわずか2ポイント差であり、降格圏に沈んでいる。もっとも、町野に関してはリーグ戦15試合に出場して6ゴール1アシストを記録。キールのリーグ戦における得点数は21であり、降格圏に沈むチームの中で奮闘している。

　同メディアは、「トゥールーズFCは、現在キールでプレーしている25歳の日本人選手、町野修人に注目している。町野は主にセカンドストライカーとしての役割を担っているが、攻撃的な様々なポジションでプレーできるため優れた多才性を発揮している」と、フランスのクラブが獲得に関心を示している理由について述べた上で次のように伝えていた。

「今シーズン、町野はブンデスリーガの中で頭角を現し、トゥールーズを含むいくつかのクラブの注目を集めている。彼のダイナミックなプレーと、さまざまな攻撃的役割に適応する能力により、彼は現在のチームの中心選手となっている。潜在的な移籍金は約700万ユーロ（約11億円）と推定されており、トゥールーズはチーム強化のために（獲得を）検討しているようだ」

　また、「トゥールーズの町野への関心は、フランスリーグにすぐに溶け込める有望な才能を擁して攻撃を強化することを目的とした戦略の一環である。クラブは攻撃的なゲームに新たな戦力をもたらすことを望んでいる」と述べた上で、「ブンデスリーガでの経験とプレッシャー下でもプレーできる能力を備えた町野は、トゥールーズにとって貴重な人材となる可能性がある。また、彼の契約により、日本人選手がチームに加わることで、クラブの国際的な存在感も強化される可能性がある」と、町野のパフォーマンスに期待を寄せるとともに、アジアでのマーケットにも良い影響をもたらす点も獲得に魅力を与えていると強調していた。