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プロでも大成功! 高校時代から凄かった最強の6人。日本サッカー界をけん引するスターたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:中田英寿(なかた・ひでとし)

ローマ時代の中田英寿
【写真:Getty Images】

生年月日:1977年1月22日
出身高校:韮崎高等学校
主な在籍クラブ:ベルマーレ平塚(湘南ベルマーレ)、ペルージャ、ローマ

 中田英寿は高校2年生のときに、第72回全国高等学校サッカー選手権大会に出場した。韮崎高等学校は2回戦で敗退したものの、中田は大会屈指の注目選手として活躍した。

 この年にはすでに世代別のサッカー日本代表としてU-17世界選手権(U-17ワールドカップ)に出場し、ゴールも決めていた。国際舞台も経験済みの中田は、1回戦の守山北高等学校戦で先制点をアシストし、さらに自らも2得点を挙げる活躍で、チームを6−4の勝利に導いた。

 さらに2回戦の前橋育英高等学校戦では、2-3で敗れたものの、後半にFKでアシストを記録し、2点目の起点となるプレーを見せ、十分なインパクトを残した。

 高校卒業後に湘南ベルマーレ(旧ベルマーレ平塚)でプロキャリアを始めた中田の輝かしいキャリアは、改めて語るまでもないだろう。1996年にはアトランタ五輪に出場し、1997年にA代表デビューを果たした。

 1998年にはFIFAワールドカップに出場し、同年夏にイタリアのペルージャへ移籍。その後ローマでセリエA優勝を経験し、ワールドカップ3大会に出場するなど、日本代表の中心選手として長年活躍した。そして29歳という若さで現役を引退した。

 当時、世界最高リーグと言われたセリエAで活躍した中田の存在があったからこそ、その後次々と日本人選手がヨーロッパへ挑戦するようになった。日本サッカー界に道をつくったレジェンドも、かつては選手権でプレーしていた。

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