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プロでも大成功! 高校時代から凄かった最強の6人。日本サッカー界をけん引するスターたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:大迫勇也(おおさこ・ゆうや)

ヴィッセル神戸の大迫勇也
【写真:Getty Images】

生年月日:1990年5月18日
出身高校:鹿児島城西高等学校
主な在籍クラブ:鹿島アントラーズ、1.FCケルン、ヴェルダー・ブレーメン、ヴィッセル神戸

 大迫勇也は、第87回全国高等学校サッカー選手権大会で鹿児島城西高等学校のエースとして活躍。大会で10得点を挙げ得点王となり、準優勝に大きく貢献した。

 大迫は1年生のときからレギュラーを勝ち取ったが、鹿児島県には鹿児島実業高等学校や神村学園高等学校といった、当時も全国レベルで注目されていた強豪校があり、選手権出場の道は険しいものだった。

 それでも、大迫が3年生になった2008年5月のインターハイ鹿児島県予選決勝では、自身で5得点を挙げて鹿児島実業を6−1で下して優勝。冬の選手権では、ゴールを量産する圧巻のパフォーマンスで全国的に注目を集めた。

 大迫は1回戦の青森山田高等学校戦から準々決勝の滝川第二高等学校戦まで4試合連続で1試合2得点を記録した。

 6−2で大勝した滝川第二戦の試合後、相手・主将の中西隆裕がロッカールームで涙を流しながら「大迫ハンパないって」という言葉は広く知られるようになった。

 その後、準決勝と決勝でも1得点ずつ記録した大迫は10ゴールで得点王となり、優勝こそ逃したものの、圧倒的なインパクトを残した。

 高校卒業後に鹿島アントラーズでプロキャリアを始めた大迫は、1年目からJ1で22試合に出場。その後はドイツでも活躍し、サッカー日本代表では不動のエースとして名を馳せた。34歳となった現在もヴィッセル神戸で欠かせない選手となっており、プロとしても「ハンパない」キャリアを送っている。

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