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Jリーグ 4日前

一気に評価アップ! Jリーグ“ブレイク”ランキング11~20位。2024年、市場価値を上げたのは?

シリーズ:Jリーグブレイクランキング text by 編集部 photo by Getty Images

16位:アブドゥル=アジズ・ヤクブ(清水エスパルス)

清水エスパルスのアブドゥル=アジズ・ヤクブ
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年11月10日(26歳)
市場価値の上昇額:50万ユーロ(約8000万円/25%UP)
市場価値の変動:200万ユーロ(約3億2000万円)→250万ユーロ(約4億円)
2024リーグ戦成績:6試合3得点0アシスト

 Jリーグ“ブレイク”ランキングで16位に入ったのは、2024シーズン途中から清水エスパルスに完全移籍で加入したアブドゥル=アジズ・ヤクブだ。ガーナ出身の長身ストライカーは、少ない出場機会の中でも自身の価値を高めることに成功している。

 母国のレッドブル・ガーナをはじめとする複数クラブのユースで育成を受けたアジズ・ヤクブは、2017年にヴィゼラ(ポルトガル)でトップチーム昇格を勝ち取る。その後はポルトガル国内のクラブを転々とするようになり、キャリアが停滞したかに思われたが、2021/22シーズンに期限付き移籍でリオ・アヴェ(ポルトガル)へと加入したあたりから流れが変わる。

 同クラブでは公式戦通算73試合に出場して30得点5アシストをマーク。187cmの恵まれた体格を生かしたパワフルなプレーで得点を量産した。そんなアジズ・ヤクブは、2024年7月に清水へと完全移籍。自身のキャリアの中で初となる日本での挑戦がスタートした。

 2024シーズンの清水は、圧倒的な強さを誇示してJ2を制覇。3シーズンぶりとなるJ1復帰を果たした。だが、オレンジ軍団が成功に彩られたシーズンを送る一方で、アジズ・ヤクブはなかなか出番をもらえず。J2リーグの出場は6試合に留まった。

 ただし、限定的なプレー時間であっても3得点を記録した効率性は流石のもの。市場価値も約1年前の200万ユーロ(約3億2000万円)から25%アップして、現在は250万ユーロ(約4億円)の値を付けている。

 今月5日には清水との契約更新が発表(清水クラブ公式サイト『清水エスパルス公式WEBサイト』より)。今シーズン、市場価値がさらに高騰するような活躍をJ1の舞台で披露することができるだろうか。

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