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Jリーグ 4日前

一気に評価アップ! Jリーグ“ブレイク”ランキング11~20位。2024年、市場価値を上げたのは?

シリーズ:Jリーグブレイクランキング text by 編集部 photo by Getty Images

17位:カエターノ(コリンチャンス→ヴィッセル神戸)

ヴィッセル神戸のカエターノ
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年6月24日(25歳)
市場価値の上昇額:50万ユーロ(約8000万円/33.3%UP)
市場価値の変動:150万ユーロ(約2億4000万円)→200万ユーロ(約3億2000万円)
2024リーグ戦成績:5試合0得点0アシスト(ブラジル1部リーグ)

 今シーズンからJリーグに参戦する外国籍選手も、“ブレイク”ランキングに名を連ねている。17位に食い込んできたのは、ヴィッセル神戸が完全移籍で獲得したブラジル人のカエターノ。サッカー王国の名門・コリンチャンスからやって来た25歳のセンターバック(CB)は、リーグ連覇を達成した神戸に何をもたらすのだろうか。

 コリンチャンスユースで育成を受けたカエターノは、国内クラブへの度重なる期限付き移籍を繰り返しながら着実に経験を積んだ。カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部リーグ)では、通算47試合に出場して1得点をマークしている。

 だが、2024シーズンのリーグ戦出場は5試合のみ。コリンチャンスでカエターノが重要な役割を担っていたとは言えない成績だ。そのためか、この1年間の市場価値上昇率は33.3%とやや小幅な動き。約1年前の150万ユーロ(約2億4000万円)から200万ユーロ(約3億2000万円)に値を移している。

 とはいえ、182cmの左利きCBにかかる期待は大きい。ディフェンスラインから左足でパスを差し込むことができるカエターノがいることで、神戸の縦に早い攻撃スタイルはよりスピード感を増すかもしれない。また、2024シーズンに左サイドバック(SB)のレギュラーとして大車輪の活躍を見せた初瀬亮が海外移籍交渉中で退団する可能性もある。

 SBとしてプレーしたこともあるカエターノは、チームの台所事情を救うキーマンとなり得るだろう。「自分を信頼していただけたことに感謝しています」(2025年1月7日公開/神戸クラブ公式サイト『ヴィッセル神戸 | VISSEL KOBE』より)と、新天地デビューを前に意気込みを語ったカエターノの躍動に期待したい。

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