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【全国高校サッカー選手権】前橋育英と流経大柏が選手権決勝に駒を進める!96回大会と同じカードの再現【結果まとめ】

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

決勝戦は96回大会と同一カードに!

 2024年度第103回全国高校サッカー選手権大会の準決勝、東福岡(福岡)対前橋育英(群馬)、流通経済大柏(千葉)対東海大相模(神奈川)の試合が11日に国立競技場で行われた。試合は、前橋育英と流経大柏が勝利し決勝進出を決めている。

 

 ベスト4に駒を進めた東福岡と前橋育英、そして流経大柏と東海大相模。第1試合は、東日本の名門前橋育英と西日本の雄東福岡による東西名門対決だった。

 予選から7試合無失点と堅守を誇る東福岡が、試合開始早々に試合を動かす。11分、東福岡の塩﨑響が送ったグラウンダーの鋭いクロスに、伊波樹生がニアで合わせて先制ゴールを奪うことに成功した。

 しかし、その後、堅守を持ち味にここまで勝ち抜いてきた東福岡に対して​​前橋育英が襲いかかる。後半開始直後には、自陣でのパスをカットされて前橋育英の佐藤耕太にゴールを奪われてしまった。7試合ぶりの失点に動揺したのか、その後立て続けに2失点。このまま3-1で勝利し、前橋育英が優勝した17年以来の決勝進出を果たしている。

 第2試合は、優勝候補として名高い強豪・流通経済大柏と初出場でベスト4まで勝ち上がった東海大相模が激突した。序盤から両チームともに攻守の激しい展開を繰り広げるもなかなかゴールまでには至らず。

 すると40分、流経大柏が右サイドからロングスローをゴール前に入れると、東海大相模の辻将輝の高くあげた足が和田哲平にあたってしまいPKを献上。これを背番号10の柚木創が決め、流経大柏が先制に成功する。

 前半は流経大柏の1点リードで折り返した。後半開始早々に流経大柏MF亀田歩夢が強烈なシュートを放つも、惜しくもボールは右ポストを叩いてゴールならず。東海大相模も流経大柏ゴールに迫るシーンを作るが、最後までこじ開けることができずに流経大柏が1-0で勝利した。

 この結果、13日に国立競技場で行われる決勝戦の対戦カードが決定。7大会ぶりの優勝を目指す前橋育英と、2度目の大会制覇を狙う流通経済大柏。奇しくも96回大会の決勝戦と同じ対戦カードとなった(なお96回大会は前橋育英が1-0で勝利している)。

【第103回全国高校サッカー選手権大会準決勝 試合結果】
第1試合 東福岡(福岡)1-3 前橋育英(群馬)
第2試合 流通経済大柏(千葉) 1-0 東海大相模(神奈川)
 
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【了】
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