フットボールチャンネル

Jリーグ 3週間前

リスクが高い!? 高校卒業後に欧州へ渡った日本人選手6人。高岡伶颯はどうなる? 強い覚悟で移籍した逸材たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:吉永夢希(よしなが・ゆめき)

吉永夢希
【写真:Getty Images】

生年月日:2006年2月22日
加入先:神村学園高校→ヘンク

 神村学園高校から直接海外に羽ばたいた選手はFW福田師王だけではない。福田の一学年下の吉永夢希もその道を追っている。

「世代ナンバーワンのサイドバック」として注目を集めてきた吉永は、スピードと運動量を活かした積極的な攻撃参加が持ち味。左足のキック精度は一級品だ。

 2度の全国高校サッカー選手権出場を経験し、第101回大会では優秀選手に選ばれた。また、年代別日本代表では2023年のU-17アジアカップ優勝に貢献している。

 並外れた才能をもつ吉永には、海の向こうのクラブからも関心が寄せられた。2023年10月にヘンク(ベルギー)へ加入することが発表された。

 現在はヘンクのセカンドチームでプレーしている。まだまだ守備面など、荒削りな部分はあるが、そのポテンシャルは本物だ。過去にケビン・デ・ブライネやティボー・クルトワらを輩出したヘンクは、吉永にとって最適な修行先であると言えるのではないか。

 かつてヘンクでプレーした伊東純也のように、日本代表の顔となる活躍に期待だ。

1 2 3 4 5 6

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!