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一気に評価アップ! J2リーグ“ブレイク”ランキング1~10位。2024年、最も市場価値を上げたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

5位:矢村健(藤枝MYFC)

矢村健
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年6月9日(27歳)
市場価値の上昇額:37.5万ユーロ(約6000万円/214.3%UP)
市場価値の変動:17.5万ユーロ(約2800万円)→55万ユーロ(約8800万円)
2024リーグ戦成績:38試合16得点2アシスト

 矢村健は、2024シーズンにアルビレックス新潟からJ2の藤枝MYFCへ期限付き移籍で加入し、38試合で16得点2アシストを記録。市場価値を17.5万ユーロ(約2800万円)から55万ユーロ(約8800万円)へと大きく引き上げた。

 名門・市立船橋高等学校から新潟医療福祉大学へ進学した矢村は、特別指定選手認定を経て、2020年にアルビレックス新潟に正式加入。2020シーズンにJ2で19試合に出場して着実に力を付けた。

 その後、2023シーズンから新潟がJ1に昇格すると、矢村は藤枝に期限付き移籍で加わり、J2で成長を続けることに。1年目はなかなか出番がなかったが、2023年夏の渡邉りょうのセレッソ大阪移籍をきっかけに出場機会が増え、2024シーズンはエースとして16得点を記録した。

 激しいプレッシングと裏への抜け出しを武器とする矢村は、「スーパーゴール製造機」としても優れている。2024シーズンは2度、J2の月間ベストゴールを受賞しており、第34節のいわきFC戦で決めたボレーシュートはJ2の年間最優秀ゴールにも選ばれ、観客を沸かせるシーンを多く生み出した。

 2年の武者修行を終えて新潟に復帰することが決まっている矢村は、自身初となるJ1の舞台でもインパクトを残せるだろうか。

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