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リオネル・メッシを筆頭に、数多くのスター選手が集い盛り上がりを見せているMLS(メジャー・リーグ・サッカー)。そんな同舞台では、複数の日本人選手も奮闘している。彼らは果たして、“世界の中心”とも言われるアメリカ合衆国でどれだけ稼いでいるのか。MLS日本人選手の年俸をランキング形式で紹介する。(年俸は「MLS Players Association」を参照
3位:久保裕也(くぼ・ゆうや)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年12月24日
所属クラブ:FCシンシナティ
2024リーグ戦成績:35試合10ゴール2アシスト
現年俸:721,667ドル(約1億800万円)
京都サンガF.C.でキャリアをスタートさせた久保裕也は、ヨーロッパの複数のクラブを経由して2020年1月に渡米を決意した。当時26歳だった同選手は、今や5シーズンにわたりFCシンシナティの一員として戦い続けている。
加入当初は攻撃的なポジションの選手として見られていたが、シーズンを経るごとにボランチの位置でもプレーするようになり、今日までに戦い方の幅を広げてきた。
今季はポリバレントな性質を保ちつつ、よりオフェンシブな能力を求められた。その要求に見事応え、MLSに所属する日本人選手として史上初の2桁得点を達成した。
とりわけシーズン後半戦に凄まじい活躍を見せ、リーグ第19節のサンノゼ・アースクエイクス戦では途中出場からハットトリックを記録して週間MVPを受賞。先発起用された第33節のミネソタ・ユナイテッドFC戦では1ゴール1アシストと終始圧倒的なクオリティを示し、「MLSチーム・オブ・ザ・マッチデー(週間ベストイレブン)」に選出された。
FCシンシナティは2022シーズンから3季連続でプレーオフ進出を果たしており、久保個人だけでなくチームも好調をキープしている。このアタッカーとの契約は2025年12月までだが、クラブ公式によると1年の延長オプションが付いているという。
ここまでの活躍を見てクラブが判断を渋るとも考えられず、大崩れをしない限りは来季以降もチームを牽引する存在として様々な役割を担うだろう。
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