「彼に近づけられるようトレーニングしているよ」
「マンチェスター・シティのエデルソンだ。足元の技術がとんでもない。信じられないようなスペースをついてきて、FWへゴールに結びつけるようなボールを供給する。彼に近づけられるようトレーニングしているよ」
イタリア人GKでは、「ジージ(ブッフォンの愛称)? 彼はレジェンドだね。(ジャンルイジ・)ドンナルンマも高く評価しているよ。だけど僕は、トッテナムの(グリエルモ・)ヴィカーリオを推すね。ありえないような反射神経を持っている。1mの距離から放たれたシュート、軌道が変わったボール、変則的な動きをするボールをセーブしてしまうんだ」と世界で活躍する2人のGKの名前を挙げた。
メディアの評価もうなぎのぼりで、イタリアで最も権威のあるスポーツ紙『ガッゼッタ・デッロ・スポルト』紙は、この試合最高の「7」を与え、「スタイルの良さは最高とは言えないが効果的だ。前半にアダムスの2本のシュートを防ぎ、終了間際にはリネッティのシュートをセーブした」と評している。
第2節のミラン戦、第12節のヴェネツィア戦、第14節のラツィオ戦でも「7」の高評価を与え、6点が及第点と言われる評価の中で、平均「6.14」をつけている。セリエA20チームの正GKの中では、最年少GK。しかも、今季が初めてのセリエA挑戦であることを忘れてはならない。恐るべき22歳だ。