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「勝ち点100剥奪に…」マンC、FFP違反確定なら降格確実!?理事会全員の辞任も必至か。財務専門家が見解「なぜなら…」

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リバプールに敗れたマンチェスター・シティ
【写真:Getty Images】

マンチェスター・シティ、違反確定でも直ちに降格ではない?

 マンチェスター・シティはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反疑惑の渦中にあり、違反が確定した場合の処分について様々な案が浮上している。もし、有罪判決を受けた場合、すぐに降格は決まらないとの見解をサッカー財務専門家のキーラン・マグワイア氏が示した。英紙『リバプール・エコー』が報じている。

 

 マンCは2009年から2018年にかけて115件のFFP違反を犯した疑いで告発を受けており、今年中に最終的な判決が下される見通しとなっている。もし、有罪が確定した場合は、勝ち点剥奪やプレミアリーグからの降格、過去のタイトル剥奪、全ての大会から追放などの案が浮上しており、いずれも重い処分になる可能性は高い。ただ、このうちの降格に関しては、除外されるかもしれない。

 マグワイア氏は『オーバーラップ・ファン・ディベート』に出演し「これらの容疑で有罪判決が下れば、マンCは厳しく罰せられ、大幅な勝ち点剥奪を受けることになるだろう。ただし、プレミアリーグとEFLはそれぞれが独立した団体なので、彼らを降格(追放)することはできない。したがってEFLは彼らを受け入れる義務はない」とし、「マンCが告発されているのは、9年から10年にわたる重大な違反行為だ。告発ごとに判断すれば、60から100ポイントの勝ち点剥奪になるだろう。それに従い、彼らは降格するだろう」と述べ、直ちに降格処分が課せられるのではなく、順位による降格になると予想している。また、「マンCが有罪となれば、理事会全員が辞任しなければならない。なぜなら、彼らは事実上委員会に対して嘘をつくという虚偽の説明をした罪で有罪となるからだ」とも語っている。

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