J1チャンスクリエイトランキング 5〜1位がこちら!
【写真:Getty Images】
Jリーグ公式サイト『J.LEAGUE.jp』では、毎節ごとに選手の走行距離やスプリント回数などの各種トラッキングデータを発表している。2024明治安田J1リーグは全日程を終了。今季最もチャンスを作った選手は誰だったのだろうか。続いてJ1チャンスクリエイト総数ランキング1位から5位までを紹介していく。
なお同サイトでは、チャンスクリエイトについて、「ペナルティエリア内へのスルーパス成功+エリア内からのクロス成功+ラストパスの合計値」と定義していた。
チャンスクリエイト総数80回で5位にランクインしていたのは、今季ガンバ大阪を支えたエースで主将のMF宇佐美貴史だ。残念ながら、天皇杯決勝直前に無念の負傷離脱となってしまった宇佐美。しかし、カップファイナル進出の原動力となったのは間違いなく、リーグ戦35試合に出場して12ゴール8アシストを記録するなど、エースの名に相応しい活躍ぶりだった。
82回で4位だったのは、サンフレッチェ広島MF東俊希だ。なお広島に関しては、東を含め合計3人がTOP20に名を連ねている。優勝したヴィッセル神戸も同じく3人であり、今季最終節まで優勝を争ったチーム力の強さを示す数字の1つとも言えるかもしれない。そして、チャンスクリエイト総数87回で3位には横浜F・マリノスのFWヤン・マテウスがランク入りしている。
3位の87回を大きく引き離す数字を残していたのが、チャンスクリエイト総数109回で2位だったセレッソ大阪所属のMFルーカス・フェルナンデスだ。同選手は、今季アシスト数も10回でリーグトップ。まさに、J1アシストキングに相応しい活躍だったと言える。
そんな2位以下を圧倒的な数字で上回っていたのが、チャンスクリエイト総数155回という数字を残していた柏レイソルのFWマテウス・サヴィオだ。リーグベストイレブンにも選出されていたサヴィオは、1試合平均チャンスクリエイト数は4.1でこちらもリーグ1位。1試合平均クロス数は4回で5位、アシスト数は7回で同率8位という数字を残していた。
また、柏レイソルのチャンスクリエイト総数が今季合計511回であり、チームの約3分の1に近い数字をサヴィオが叩き出していた計算になる。今季J1の中でももっとも怖いウインガーの1人だったのは間違いなく、まさにチームの核となる存在だったと言えるだろう。
3日には浦和レッズへの移籍を発表しており、昨季J1最高のチャンスメイカーだったサヴィオが新天地でどのような活躍を見せるか注目だ。