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リオネル・メッシを筆頭に、数多くのスター選手が集い盛り上がりを見せているMLS(メジャー・リーグ・サッカー)。そんな同舞台では、複数の日本人選手も奮闘している。彼らは果たして、“世界の中心”とも言われるアメリカ合衆国でどれだけ稼いでいるのか。MLS日本人選手の年俸をランキング形式で紹介する。(年俸は「MLS Players Association」を参照
4位:山根視来(やまね・みき)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年12月22日
所属クラブ:LAギャラクシー
2024リーグ戦成績:38試合0ゴール5アシスト
現年俸:616,667ドル(約9,200万円)
川崎フロンターレの一員としてJリーグ2連覇を含む5つのタイトルを獲得し、リーグのベストイレブンに3度輝いた実績を持つ山根視来。サッカー日本代表のメンバーとしてもFIFAワールドカップ(W杯)カタール2022でコスタリカ代表戦のピッチに立っており、当代屈指のサイドバックと言って差し支えないだろう。
山根は今シーズンからMLSに活躍の場を移しており、LAギャラクシーの最終ラインで出色のクオリティを示している。プレーオフを含めてリーグ戦全39試合中38試合で先発起用されたサイドバックは、5アシストの成績を残した。
そしてチームは年間王者を決めるMLSカップ決勝まで勝ち上がり、12月7日に行われたニューヨーク・レッドブルズとの一戦を2-1で制した。全米チャンピオンの一員となった山根はこの試合でも違いを見せ、右サイドから何度もチャンスを作り、攻守に大きく貢献した。
事実、データサイト『FotMob』によれば、同選手は大一番でチーム内2位となる「チャンスクリエイト数」を記録している。
川崎からLAギャラクシーに渡った理由として、クラブを通じて次のように語っている。
「30歳になりベテランと言われることも少しずつ増えてきました。でも、いつも心の中に、生活や文化、言語、サッカーのスタイル、日本とは何もかもが違う、自分にとってより厳しいところでチャレンジしてみたい、そんな思いがありました。このチャンスを逃したくないと思い、この決断をしました」
同クラブがMLSを制覇したのは2014年以来、10年ぶり。6度の全米制覇は史上最多だが、山根は間違いなくその立役者のひとりと言えるだろう。一世一代の決断に、最高の結果がついてきた。
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