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イマノル・アルグアシル監督がFWウマル・サディクのレンタル移籍を認める
サッカー日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、バレンシアへのレンタル移籍が決定的となっているFWウマル・サディクについて言及した。スペインメディア『Mundo Deportivo』が、現地時間3日に報じている。
2022年夏に当時のクラブ史上最高額となる総額2500万ユーロ(約41億円)とされる移籍金でUDアルメリアからソシエダに加入したサディク。しかし、移籍一年目は前十字靭帯断裂の重傷を負い、2試合のみの出場に終わると、23/24シーズンは公式戦34試合の出場で3ゴールに留まった。今季も公式戦11試合の出場でゴールはゼロ。プレータイムも482分のみとなっており、冬の移籍市場でレンタル移籍する見込みが高まっていた。
そんな27歳のストライカーは、バレンシアへのレンタル移籍が決定的で、3日にメディカルチェックに訪れているサディクの様子を複数のスペインメディアが確認している。メディカルチェックに問題が無ければ数日以内に正式発表される見込みだが、その前にイマノル監督がサディクについて言及した。
コパ・デル・レイのポンフェラディーナ戦の前日会見に出席した指揮官は、サディクがソシエダで活躍できなかった理由を問われ、「彼はここに来て怪我をし、しかも重傷だった。彼が全力を尽くさなかったわけでも、選手や私がサポートしなかったからでもない。これがサッカーというものだ。いろいろな事情でここでは最適なパフォーマンスを発揮できなかったが、バレンシアで素晴らしい時間を過ごし、また戻ってきて欲しい」とコメントした。
続けて「私は休暇前に、出場時間が少ない選手が出たいと希望する可能性があると言った。そのうちの二人はマグナ(コルドバCFへレンタル移籍するジョン・マグナセラヤ)とサディクだ。この二つの移籍は我々にとって良いことだと思っている。選手もクラブも私も、彼らが出場時間を必要としていることを理解しているし、素晴らしい後半戦を過ごして、ここに戻ってくることを願っている」と語った。
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