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まったく歯が立たず…。J3でボロボロだった歴代チーム(4)大崩壊…。得失点は-41

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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今季の明治安田J3リーグでは、20位のいわてグルージャ盛岡のJFL自動降格が決定しており、19位のY.S.C.C.横浜はJFL上位チームとの入れ替え戦に臨む。J3で散々な結果に終わると、その先に待っているのは「Jリーグ退会」というあまりに重く残酷な結末だ。今回は過去のJ3で残念な成績となってしまったチームを紹介する。

※スタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照。情報は12月6日時点

Y.S.C.C.横浜(2022シーズン)


【写真:Getty Images】

監督:仲田建二→星川敬
最終順位:16位

 

 最下位ではなかったものの、2022シーズンのY.S.C.C.横浜はあまりに脆弱だった。

 この年、Y.S.C.C.横浜は新監督に仲田建二を招へい。前年の2021シーズンはシュタルフ悠紀リヒャルト監督の下でクラブ史上最高順位となるJ2リーグ8位フィニッシュを達成しており、新チームにかかる期待は大きかった。

 しかし、その期待はすぐに打ち砕かれる。

 開幕戦となったFC岐阜戦(0-0)で勝ち点1を積むことに成功したものの、チームはそこから泥沼の5連敗。5月には仲田監督が体調不良により休養を取ることになり、同月末には辞任することが発表された。

 後任には星川敬監督が就任し、新たな体制で迎えた第10節ギラヴァンツ北九州戦(1-0)でようやくシーズン初勝利を掴み取っている。だが、その喜びも束の間、第11節から再びリーグ戦5連敗。複数失点を許して敗北する試合が続き、チームはなかなか最下位を抜け出せなかった。

 連敗と大量失点を繰り返していたY.S.C.C.横浜だったが、シーズンラスト4試合では勝負強さを見せる。4試合を2勝1分1敗で終えて最下位を脱出。最終的に16位で終幕を迎えた。

 最下位は回避したとはいえ、このシーズンのY.S.C.C.横浜は失点があまりに多かった。リーグ戦で対戦相手にゴールネットを揺らされたのは67回。その得失点差は驚異の「−41」だった。

 
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【了】

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