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「日本史上最高の移籍の噂」ブライトンMF三笘薫のマンU移籍の噂に韓国紙も注目「欲しがる理由はない」「求めるタイプでは…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ブライトンMF三笘薫

【写真:Getty Images】

三笘のマンU移籍噂に韓国が反応

 マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードは、今冬にも退団の噂が囁かれている。そんな中でブライトンMF三笘薫が後釜の候補として候補になっていると現地では報じられていた。韓国メディア『スポーツ朝鮮』は、三笘の移籍の噂に注目している。

 

 英メディア『CAUGHTOFFSIDE』は現地時間26日に、ユナイテッドがラッシュフォードの移籍金を5000万ポンドに設定(約95億円)して放出を検討していること、そして3人の代役候補として三笘の名前があがっていると伝えていた。

 この報道を受けて『スポーツ朝鮮』は、「日本史上最高の移籍の噂。三笘がラッシュフォードの代わり?」と題して、移籍が実現する可能性を次のように分析していた。

「ユナイテッドのルベン・アモリム監督が三笘を欲しがる理由はない。現在ラッシュフォードを売却しようとしていることは世界が知っている事実だ。放出するのであれば、もちろん代わりの選手の獲得は不可欠だ。ユナイテッドには同選手よりもはるかに優れたパフォーマンスを発揮できる選手が必要である。確かに三笘はラッシュフォードと同じポジションだ。良い選手であることは否定できないが、ユナイテッドへの移籍可能性は0だろう」

 そして、「まず、三笘は監督が望むタイプのウイングではない。アモリムは3-4-3のフォーメーションを採用している」と述べた上で、「本格的なウイングよりも、中央で活躍できる攻撃的MFのような選手を好む。一方、三笘はより本格的なウイングだ。サイドラインにできるだけ張り付き、相手のSBを引き出して突破してから攻撃を行う。三笘の動きを見ていると、直接ボックスに移動するケースは多くない。アモリム監督が求めるタイプの選手ではないだろう。監督はサイドでの仕事をウイングバックに任せることが多い」と、システムに適合しないことから、三笘のユナイテッド移籍は実現しないと指摘していた。

 また、「重要なのは、三笘はユナイテッドが求めるレベルに達していないということだ。香川真司はユナイテッドを引き付けるだけの実力を示した。非常に短い期間だったが、11-12シーズンに香川が示した実力はワールドクラスだった。そのシーズンの香川のパフォーマンスは、ヨーロッパ全体でも世界最高の選手に匹敵するものだった。一方、三笘はブライトンで好調を見せているが、破壊力や爆発力という点では物足りない部分が多い」と、過去にユナイテッドで活躍した香川に比べて、三笘は物足りない部分があることを強調している。

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