フットボールチャンネル

大失態!? 冬の海外移籍で苦しんだ日本人選手10人。難しいタイミング? 適応に苦しんだ実力者たち

シリーズ:海外移籍で苦しんだ日本代表 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:槙野智章

槙野智章
【写真:Getty Images】

生年月日:1987年5月11日
移籍先:サンフレッチェ広島→ケルン(ドイツ)
移籍日:2010年12月30日

 かつて日本代表でレギュラーを務めていた槙野智章も短い期間ながら欧州移籍を経験している。

 ジュニアユース時代から過ごしたサンフレッチェ広島でトップチームデビューを飾ると、2010シーズンにJ1リーグで自身初となるベストイレブンに輝いた。このシーズン終了後に渡欧した槙野は、練習参加したドルトムントとホッフェンハイムでは契約に至らなかったが、ケルンへの移籍を勝ち取った。

 2011年1月29日に行われた第20節ザンクト・パウリ戦でCBとしてフル出場を果たした。しかし、この試合で3失点した影響もあってか、それ以降は一度たりとも先発の機会は訪れず、ベンチを温める日々が続いた。翌シーズンも構想外のような状況が続き、2011年の1年間でわずか247分間の出場に留まった。

 出場機会を求めた槙野は、2012年1月にサンフレッチェ広島時代の恩師であるミハイロ・ペトロヴィッチが、新監督に就任した浦和レッズへの期限付き移籍を決断。1年ぶりにJリーグへと復帰を果たすと、試合勘不足を感じさせない好パフォーマンスを披露し、2013年1月にケルンから浦和へと完全移籍が発表された。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!