2位:ビスマルク(ブラジル)
生年月日:1969年9月17日
Jリーグ通算出場数:137試合
在籍時期:1993〜96
東京ヴェルディの歴史で2番目に多い出場記録を持つ助っ人はビスマルクだ。Jリーグが開幕した1993年に加入し、96シーズンまでプレーしている。
ブラジル人のビスマルクは、スター軍団だったヴェルディの中でもトップレベルのテクニックを誇り、鋭いスルーパスで相手のディフェンスラインを切り裂いた。得点能力も高く、ゴールを決めたあとにひざまずいて祈りを捧げるポーズは、当時多くのサッカーファンが真似をしたものだ。94年と95年はJリーグベストイレブンに選出されており、Jリーグ創設時代のスター選手の一人だった。
ヴェルディの攻撃の中心だったビスマルクは、一般的なブラジル人のイメージとは異なり、物静かで真面目な性格。それも日本という環境に合っていたのか、96年にヴェルディを離れたあとは鹿島アントラーズでもプレー。2002年にブラジルに戻ったが、その後03年にヴィッセル神戸に加入し、日本に戻ってきて現役を引退している。