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フォーカス 7日前

Jリーグ通イタリア人が厳選! 2024年Jリーグベストイレブン。意外な人選も!? 欧州から見た最高だった男たち

センターバック:佐々木翔(ささき・しょう)

佐々木翔
【写真:Getty Images】

生年月日:1989年10月2日
所属クラブ:サンフレッチェ広島
2024リーグ戦成績:36試合3得点2アシスト

 芳醇なワインのように、佐々木翔も年齢を重ねるごとにますます成熟し、2024年は素晴らしいシーズンを送ることができた。サンフレッチェ広島のキャプテンである彼は、今シーズンのJリーグで、あらゆる季節に適応できる服のような、万能プレーヤーであることを証明した。

 守備では果敢で正確、そしてタイミングの良いプレーを見せる一方で、攻撃でもいくつかのゴールとアシストを記録した。サポーターにとって欠かせない選手で、広島のユニフォームはまるで皮膚の上に刻印されたかのようだ。佐々木はチームメイトとともに最終戦までタイトル争いを繰り広げ、評価の高いパフォーマンスを連発。35歳の彼にこれ以上何を望むことができるだろうか?

 僕もこれ以上を望むのは無理だと思うけれど、それでも来シーズンも彼が主役を務めると確信しているよ。2025年のベストイレブンに再び名を連ねられるかって? それはピッチの上で証明されるだろう。

センターバック:中谷進之介(なかたに・しんのすけ)

中谷進之介
【写真:Getty Images】

生年月日:1996年3月24日
所属クラブ:ガンバ大阪
2024リーグ戦成績:38試合4得点0アシスト

 佐々木翔と並んで守備の中央に選択したのは、もう一人の経験豊富で成熟したプレーヤー、中谷進之介。今シーズン、すべての監督やサポーターが自分のチームに欲しいと思うようなプレーを披露した。

 元名古屋グランパスの彼は、今季のJリーグ全試合に出場し、非常に高い評価を受けた。難しく繊細なポジションでプレーしながらも、1年間でわずか2枚のイエローカードしか受け取らなかったのは特筆すべき点だ。

 もし辞書で「理想のディフェンダー」を調べれば、そこには間違いなく”中谷進之介”の写真が掲載されているはずだ。

 さらに注目すべきは、彼がリーグ戦で4ゴールを決めたこと。これほど多くのゴールを挙げるセンターバックを持つことは、手持ちのカードに、”ジョーカー”があるようなもの。2024年の彼のシーズンは本当に素晴らしいものだったね。

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