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「1.2億ユーロの収益」オルモ登録危機のバルサ、今年最後の“レバー”を発動? リミットは31日「すぐに承認されるかも」

text by 編集部 photo by Getty Images

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バルセロナのダニ・オルモ

【写真:Getty Images】

“オルモ事件”は一旦解決?

 バルセロナに所属するMFダニ・オルモとFWパウ・ビクトルの1月以降の去就が揺れている。クラブは12月31日までに解決策を提示しようとしているが、サラリーキャップの問題に端を発するこの事件は、果たしてどのような結末を迎えるのだろうか。スペインメディア『SPORT』が現地時間28日に報じた。

 

 サラリーキャップの問題を抱えながら、他選手の長期離脱による特例措置を利用し、オルモらの12月31日までの選手登録を済ませていたバルセロナ。この特例措置の延長の許可が下りないため、クラブは今年中に財政状況を改善しなければ、2人を後半戦で起用できなくなることとなった。報道によると、バルサは新たな“レバー”を発動し、この苦境を乗り切る構えだという。

 そのレバーとは、「スポティファイ・カンプノウのVIP席の先行販売」で、カタールの投資家を中心としたグループからすでにオファーを提示されているようだ。同メディアは、「これにより約1億2000万ユーロ(約192億円)の収益が見込まれ、クラブは2選手の登録を延長し、来たる冬の移籍市場で通常通り活動できるようになる。しかし、今このレバーを発動することは、時間的な焦りゆえに、より収益性の高い選択肢かもしれないアメリカ人などからの提案を見送ることを意味する。なお、このオペレーションはすでに取締役会の承認を得ており、リーグ側もすでに認知しているため、すぐに承認されるかもしれない」と、この緊急策のメリットとデメリットを報じている。

 財務問題に振り回された2024年のバルセロナだったが、果たして今年最後の“レバー”は発動されるのだろうか。

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