フットボールチャンネル

Jリーグ 4日前

超満員だったのは? Jリーグ収容率ランキング31〜40位。J1〜J3全60クラブの中位につけたのは?

シリーズ:Jリーグ収容率ランキング2024 text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ 最新ニュース

2024シーズンの明治安田生命Jリーグは全日程を終えた。スタジアムの盛り上がりを知る上で観客動員数は重要な指標だが、収容可能人数に対してどのくらい埋まったかというのも大事だ。スタジアムを満員にしたのはどのクラブか。今回は、2024シーズンにおけるJ1からJ3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタジアムを熱気で満たしたクラブを、ランキング形式で順位ごとに紹介する。

超満員だったのは? Jリーグ収容率ランキング
【1~10位はこちら】
【11~20位はこちら】
【21~30位はこちら】

40位:奈良クラブ


【写真:Getty Images】

本拠地:ロートフィールド奈良(5,369人収容)
平均入場者数:1,879人
平均収容率:35.0%

 

 収容率ランキング40位はJ3の奈良クラブとなった。

 同クラブは、2023年にJリーグクラブの仲間入りを果たした。はじめてJ3に参戦した昨季は、リーグ5位フィニッシュとロケットスタートに成功。今季も引き続き躍進が期待されていたが、一転して苦しいシーズンを過ごしている。

 参入2年目の今季は、リーグ開幕4試合を2分け2敗で消化するなど序盤から低迷。クラブは大敗を喫した第26節・FC今治戦(0-6)終了後に、フリアン・マリン・バサロ監督を解任した。その後も苦しい戦いは続き、一桁順位に上がることなく17位でシーズンを終えている。

 JFL降格がちらついた時期もあり、昨季の結果をうけたファン・サポーターの期待に応えられたとは言い難い。しかし、それでもなおチームの勢いは衰えをみせていない。

 今季リーグ戦におけるホーム開催試合の平均入場者数は1,879人を記録した。昨季は1,781人であり、100人近く増加していることが分かる。これによって収容率は33.2%から35.0%まで上昇した。

 たった2%の上昇と言われてしまうとそれまでだが、この積み重ねが重要である。奈良はJ3に所属するクラブのなかでは最も在籍歴が浅いクラブであり、地道にファン・サポーターを増やしていくことがJリーグ定着に繋がるはずだ。

 新しいクラブだからこそ、どんな歴史だって作ることができる。来季の奈良には「降格」の2文字とは無縁のシーズンを過ごし、さらなる高みへと突き進んでくれることに期待したい。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!