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明治安田J1リーグは12月8日にリーグ戦最終節を迎える。今シーズンも新天地で華々しい活躍を見せた選手がいる一方で、思ったような成績を残せずサポーターの期待に応えられなかった選手もいる。今回は移籍初年度の今季、精彩を欠いた選手をピックアップして紹介する。(成績は「transfermarkt」参照)
DF:井上詩音(いのうえ・しおん)
【写真:Getty Images】
生年月日:2000年4月25日
所属クラブ:名古屋グランパス
2024年リーグ戦成績:2試合0ゴール0アシスト
名古屋グランパスユース出身の井上詩音は、専修大学を経て昨季ヴァンフォーレ甲府でJリーグデビューを果たした。デビューシーズンから早速リーグ戦30試合に出場し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも活躍するなど一気に存在感を高めると、今季初めに古巣の名古屋加入を掴み取り、J1初挑戦を果たした。
まさにあっという間のステップアップを遂げた井上だったが、今季はかなり苦しかったと言えるだろう。
開幕戦の鹿島アントラーズ戦からスタメンで起用された井上だったが、チームはホームで0-3と完敗。次節からは控えに回ってしまった。
以降はハ・チャンレや怪我から復帰した河面旺成の後塵を拝することとなり、結局今季ここまでのリーグ戦で出場したのは第2節までの2試合のみである。ベンチ入りすらもできない状況が続いており、全くと言っていいほどチームに貢献できないシーズンを送ってしまった。
それでも、井上は今季が大卒2年目のシーズンであり、チーム内での立場が好転する可能性はある。井上の来季は自身の進退がかかったシーズンとなるだろう。
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