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帝京が京都橘との接戦を制す
2024年度 第103回全国高校サッカー選手権大会の1回戦、帝京高校(東京B代表)対京都橘高校(京都代表)が28日に国立競技場で行われた。
試合が動いたのは開始わずか5分だった。コーナーキックのチャンスから、堀江真広がクロスを上げると、180cmの長身を誇るラビーニ未蘭がヘディングで合わせてゴールネットを揺らし、帝京が先制に成功した。
その後、お互いに決定機を作り出すが、大橋藍(帝京)と平誠都(京都橘)の両GKによるファインセーブもあり、スコアは動かず。帝京の1点リードで前半40分間を終えた。
迎えた後半も、両者一進一退の攻防を繰り広げる。そんな中、1点を追う京都橘は67分、伊藤湊太が得意のドリブルから仕掛け、ボックス内左からグラウンダーのシュートを放つ。これが決まったかと思われたが、わずかにゴール右へと外れている。
なんとか1点が欲しい京都橘は、終盤により攻勢を強める。すると74分、ショートコーナーから質の高いクロスが上がると、桐原惺琉がヘディングシュート。これがゴールネットに突き刺さり、同点に追いついた。
しかし、すぐに帝京がリードを奪う。75分、ゴール前の混戦からラストパスを受けた宮本周征が冷静にグラウンダーのシュートを流し込んだ。
試合はこのまま2-1で終了。15年ぶりの選手権出場となった帝京が2回戦へと駒を進めている。
【試合結果】
5分 1-0 ラビーニ未蘭(帝京)
74分 1-1 桐原惺琉(京都橘)
75分 2-1 宮本周征(帝京)
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