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【写真:Getty Images】
杉本が来季の目標を語る
一般社団法人日本プロサッカー選手会(JPFA)は27日、JFAサッカー文化創造拠点『blue-ing!』で「極楽湯presents日本プロサッカー選手会アワード2024」を開催した。同アワードに出席した、大宮アルディージャに所属するFW杉本健勇が来季に向けての目標を語っていた。
今季明治安田J3リーグ優勝を果たし、来季のJ2昇格を決めた大宮。16日に発表された選手間投票による「JPFA J3ベストイレブン」には、大宮から最多の6人が選出されていた。今季アタッカー陣の中心として34試合に出場し10ゴールを記録していた杉本は、ベストイレブン、そして「J3最優秀選手賞」を受賞している。
杉本は、「優勝が目標だったんで、そこを達成できたのはいいシーズンだった」と前置きし、「もうトレーニングを始めてますし、来年に向けてスタートしている。僕だけじゃなくてチーム全体一人一人が去年、今年からパフォーマンスをもっと上げないと、やっぱJ1に昇格できないし、昇格してもすぐ降格してしまう。そこが一番大事かなと思う」と、来季のJ2での戦い、そしてJ1昇格を見据えていた。
今季は期限付き移籍という形で大宮でプレーしていた杉本。もっとも、25日にはジュビロ磐田から大宮に完全移籍することが発表されている。「去年はレンタルだった。完全移籍できて嬉しいですし、まだまだもっと上を目指して頑張りたいなと思っている」と、大宮に移籍が決まった自身の胸中も明かしていた。
またJ1昇格という目標について、「どうやったら昇格できるのかというのは、セレッソにいた時に分かりましたけど本当に大変というか、厳しいので、その時のJ2よりも厳しくなっていると思うし、やっぱ本当に生半可な気持ち、中途な気持ちはいけないと思う。誰一人シーズン途中に投げやりになったり、気持ちが落ちてしまったりっていう選手がいるとやっぱりダメだと思う。そういうところも自分が色々アドバイスしたり指摘できたりすれば。したいなと思っている」と述べた上で、「全員が今年のままじゃ行けないなと思っている」と、チーム全体が気持ちを入れ替えて臨む重要性を強調していた。
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